【備後の同級生1980】佐々木 信治‐SASAKI SHINJI
〝格闘技愛〞を原動力に福山から世界を目指す
福山から日本の頂点へ、そして世界へ向けて挑戦を続ける総合格闘家がいる。第六代修斗環太平洋ウェルター級チャンピオンの称号を持ち、総合格闘技道場『BURST』を主宰する佐々木信治だ。格闘技に興味を持ったきっかけは、中学時代にテレビで見た『PRIDE』。次々と強敵を倒す桜庭和志氏の姿を見て衝撃を受け、かっこよさに惚れる。
23歳の時に自主サークル『城東柔術クラブ』に参加。格闘家としては随分遅めのスタートだったが、〝格闘技が好き〞という強い気持ちとバイタリティーあふれる性格、地道な練習によりわずか2年でプロに昇格を果たす。福山に総合格闘技が広まっていなかったため、一度も指導者に付いてもらうことなく、ほぼ独学…佐々木のデビューは格闘技界に衝撃を与えた。
その後、自身の練習場所確保のために、格闘技を始めて3年のキャリアでジムを立ち上げる。一か八かの勝負のようだが、やるなら後悔の無いようにと踏み切った。さらに、地方在住でもチャンピオンになれることを体現した佐々木。「地方に居たって、本気で頑張れば夢は叶うんだってことが証明したかったんです」。
修斗で環太平洋王座のベルトを取った佐々木の次なる目標は世界王座のベルトだ。戦いの舞台を海外に移すと、アジア圏で最大規模の団体『ROAD FC』で日本人初の4連勝を飾り、海外でもその名をとどろかせた。競技者としては年齢的に上の方だが、モチベーションの高さはまだまだ健在だ。
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Profile
自己紹介
生年月日:1980年5月
血液型:O型
現在の住まい:広島県福山市東手城町
出身小学校:樹徳小学校
出身中学校:城北中学校
出身高等学校:福山市立高等学校
ニックネーム:ササロック
職業:総合格闘家
勤務先:BURST
SNS:Facebook、インスタ、ツイッター
よく行く飲食店:鞆の浦@cafe、KOKON
座右の銘:It is never too late to become what you might have been
【備後の同級生1980】は、同級生をテーマに「松坂世代」と呼ばれる1980年生まれの同級生15人が集まり2017年10月17日に創刊した雑誌です。
本記事は、創刊当時の雑誌の内容を元に構成しています。